【クロール】泳ぎが楽に美しくなるために重要な”ローリング”について
こんにちは、川崎です!今日は、クロールにおける「ローリング」についてお話しします。ローリングの重要性について悩んでいる方も多いと思いますので、私の考え方をシェアさせていただきます。
1. ローリングの基本
クロールでのローリングは、泳ぎを楽に、そして美しくするために欠かせない要素です。実は、コーチによってローリングの概念には違いがありますが、私が大切にしているのは「上半身と下半身が同じ方向を向いて、体全体でローリングすること」です。
ローリングの動きがうまくできていない場合、体がひねり過ぎて、進行方向に対して無駄な力が入ってしまいます。そのため、上下が一緒に動くことが重要です。
2. ローリングの概念
ローリングという言葉は、元々「船の動き」を表す言葉から来ていることをご存じでしょうか。船が波に揺られて前後にフラフラする動きが「ローリング」と呼ばれ、これを水泳に応用するとき、上半身と下半身が同じ方向に動くのが理想的です。
3. ローリングのチェックポイント
ローリングがうまくできているかどうかを確認する方法として、以下のポイントを押さえておきましょう:
- 足の動き
横から見て、両足がしっかりと見えている状態が「ローリングができている」状態です。逆に、片足しか見えない場合は、ローリングがうまくいっていません。 - 体の軸
ローリングが効果的に行われるためには、上半身と下半身が同じ方向で動く必要があります。例えば、2ビートキックの方がローリングには向いています。
4. 2ビート vs 6ビート
ローリングの効果的な動きを実現するためには、キックのリズムも重要です。6ビートキックの場合、足が2本動くため、体がひねりやすく、ローリングには向かないことがあります。私の考えでは、2ビートキックがローリングには最適だと思っています。
5. まとめ
ローリングの最も重要なポイントは、上半身と下半身が同じ方向に動くことです。これにより、体が自然に進行方向に進み、無駄な力を使うことなく美しいクロールを実現できます。
最後に、ローリングを意識しながら練習を続け、体全体で動く感覚をつかんでいきましょう。
以下クロード
クロールが美しく楽になる「ローリング」の正しい理解と実践法
水泳のクロールで美しく、そして楽に泳ぐために欠かせない「ローリング」。多くの水泳愛好家がこのテクニックに悩んでいますが、本記事では長年コーチとして活動してきた川崎コーチの視点から、効果的なローリングの考え方と実践法をお伝えします。
■ローリングとは何か?
ローリングという言葉は元々船の用語で、船が波に揺られて横揺れする動きを指します。この概念を水泳に応用すると、体全体が水中で調和よく回転する動きと捉えることができます。
川崎コーチが考えるローリングの本質:
- 上半身と下半身が同じ方向に動くこと
- 体全体が一本の軸で統一されて動くこと
- お尻の向きと背中、足が同時に見える状態になること
■ローリングのチェックポイント
効果的なローリングができているかどうかを確認する簡単な方法があります。
✓ 良いローリング: 横から見た時に、足が2本縦に見えている ✗ 不十分なローリング: 横から見た時に、足が1本しか見えない
このように視覚的に自分のローリングをチェックすることで、正しいフォームが身についているか確認できます。
■2ビートと6ビート – ローリングに適しているのは?
クロールのキックには主に2ビートと6ビートがありますが、川崎コーチは美しいローリングのためには2ビートが適していると考えています。
なぜ2ビートがローリングに適しているのか
- 軸の統一性:
- 2ビート → 体全体が一本の軸で動く
- 6ビート → 上半身(1本の軸)と下半身(2本の足=2本の軸)に分かれてしまう
- ひねりの回避:
- 上半身と下半身の軸が異なると体にひねりが生じる
- ひねりがあると体が沈みやすくなる
- 船がひねらないように、泳ぐ体もひねりのない状態が理想的
■ローリングを改善するためのステップ
ローリングを改善したい方、特に6ビートキックを使っている方は、以下のステップを試してみましょう:
- ビート板などを使い、足をほとんど使わない状態で練習する
- お尻の動きに注目し、上半身と下半身が同時に同じ方向に動くよう意識する
- 徐々に全体の動きに慣れていく
まとめ
川崎コーチが考えるローリングの重要ポイント:
ポイント説明方向性上半身と下半身が同じ方向を向く視覚的チェック横から見て足が2本縦に見えるおすすめのキック2ビートキック(軸が一本になる)避けるべき状態6ビートによる上下半身の軸の分離とひねり
ローリングは水泳の最初のステップとして非常に重要です。これがマスターできれば入水や他のテクニックも自然と改善されていきます。自分の体に合った泳ぎ方を見つけながら、美しく楽なクロールを目指しましょう。