【平泳ぎ】楽に泳ぐ方法:辛い人のパターンと解決法
平泳ぎの2種類の「楽」なパターン
ゆったり派の特徴
- 手足を大きく広げている
- 動作がゆっくり
- タイミングが合っている
- スピードは速くないが、ゆったり感を追求
速く泳ぐ派の特徴
- 適切な動作が行えている
- 動作に無駄がない
- タイミングを合わせている
- スピードと効率を両立
辛い人が辛い3つの理由
1. 動きが間違っている
- 「間違っている」とは前に進めていないこと
- ゆっくり進める人は腕も足も大きく動かしている
- 速さを求めすぎると動作が小さくなりがち
- ポイント: まず気持ちよく進むことを優先し、その後で余計な抵抗を削減する
- アウトスイープは広く、キックの引きつけ後も広く構えてみる
2. 慌てて動かしている
- 早く動かそうとすると動作が甘くなったり省略される
- 動きだけが早くても、水を押して進める力がなければ意味がない
- ポイント: まずゆっくり正確に動作し、徐々にビルドアップする
- ゆっくりから速く動かす練習の両方を含める
3. タイミングが合っていない
手足のタイミング
- ゆっくり楽に泳ぐ人:手足がバラバラに動かせる
- 速く楽に泳ぐ人:完全なバラバラではない
- 辛い人:腕と足を同時に動かし、互いの推進力を潰している
- ポイント: 腕のリカバリー動作で肘が前に動いた分だけ膝も引きつける
ストローク開始のタイミング
- 体が水面に浮かび切ってから腕を動かすのは遅い
- 少し潜ったところからアウトスイープを開始する
- エントリーである程度潜っておく必要がある
呼吸のタイミング
- 楽な人:体の持ち上がり・アウトスイープ・呼吸のタイミングが合っている
- 辛い人:これらのタイミングがずれている
- ポイント: アウトスイープと同時に顔を上げるのがシンプルで分かりやすい
2種類の平泳ぎ泳法比較
深く潜る泳ぎ
- ストローク数を減らし楽に泳ぎたい人向け
- 4種目の中で最も進んでる感覚を得られる
- 優雅に泳げるがスピードを出すには不向き
- ワンストロークで進む距離を大幅に伸ばせる
- 潜っている時間が長く呼吸は苦しくなる
コツ
- リカバリーからエントリーでしっかり頭をしまう
- 指先は斜め下に向ける(水中に潜りやすくなる)
- 腕と頭を一体化させる
- 潜った後は体を動かさず姿勢をキープ
- 浮力で体が浮き始めてきたら次のストローク開始
浅い泳ぎ
- スピードを出したい人向け
- ストロークテンポを上げやすい
- ワンストロークの距離は短いがテンポで補う
コツ
- リカバリーからエントリーで頭をしまうのは同じ
- 指先は前に向け、体を潜りにくくする
- 骨盤高景と胸を沈めて姿勢を作る
- 沈めるのは体全体ではなく胸だけ
- 浮力で体が浮き始めたら次のストローク開始
まとめ
- 深くても浅くても浮力によって体を持ち上げる感覚が必要
- 体を持ち上げるために必要な浮力は、一度体を水中に沈めることで発生する
- 平泳ぎが辛い人は「動作が間違っていないか」「慌てて動かしていないか」「タイミングが合っているか」の3点を確認しよう
この記事を参考に、あなたに合った平泳ぎスタイルを見つけてください!