現代クロールの“間違った常識”と、ほんの少しの工夫で変わる泳ぎの感覚
よく「もっと伸びたい」「きれいに泳ぎたい」って思って遠くに手を入れようとする人、多いと思うんですよ。でもね、それ、実は逆効果になってることも多いんです。
多くの人が「遠くに入れた方が伸びる」と思いがち。でも僕が見ていて思うのは、「入水の時に遠くに入れる=正解」じゃないってことなんです。
大事なのは、**「最終的に伸びている状態」**なんです。その準備として、肘に余力を残したまま、ちょっと手前に入水した方が結果的に綺麗に、楽に伸びられると思っています。
目次
■クロールで“より伸びやかに泳ぎたい”なら、ここを変えてみて
そもそも「遠くに入れる=良いフォーム」じゃない
泳ぎって、結果として伸びて見えるかどうかが大事で、
入水した瞬間に無理やり遠くに入れてしまうと、肘がピンと伸びちゃって余力がなくなるんですよね。
これって、泳ぎの“硬さ”にもつながると思ってて。
※ポイント
「入水の時に遠くに入れるか」じゃなくて
「入水した後、伸びる時にどれだけ遠くにいけるか」っていう視点を持ってみてください。
■入水は“ちょっと手前”がちょうどいい
じゃあ具体的に「どのくらい手前がいいの?」って話なんですけど、
これはスキルや経験によって少し違います。
- 泳ぎ慣れている人は
→ 反対の手首の少し下くらいでOK - まだこれからって人は
→ 反対の肘の裏くらいまで手前でも大丈夫です
ここから入水すると、肘が伸び切らないので余力が残って、ビーンと伸びる泳ぎに持っていきやすいんですよ。
■“楽に泳げない人”の多くは「力が抜けない環境」にいる
よく「もっと力抜いて」って言われると思うんですけど、
実際問題、「力が入っちゃうフォーム」になってる人が多いんですよね。
力を抜こうとしても抜けないのは、フォームの前後の流れが原因のことが多いです。
その原因のひとつが、今回の「入水の位置」だったりします。
※ ポイント
伸びたいからといっていきなりゴールを狙うのではなく、
その**「伸びる準備」=余力を残す入水位置**を整えることが大事。
■最後に
やってみて合えば続ければいいし、違うなら戻せばいい
今回話したのは、あくまで**「僕はこう思ってます」っていう提案**です。
もちろん、「いや、自分は遠くに入れたい派です!」っていう方がいても全然OKです。
でももし、
- 「なんか泳ぎが硬い」
- 「もう少し楽に泳ぎたい」
- 「もっと綺麗に見せたい」
そう感じてる人がいたら、一回“手前入水”試してみてください。
合えばラッキー、合わなければ戻せばいいだけですから。
おさらい:今日のまとめ
・「遠くに入水=正解」ではない
・肘に余力を残す“手前入水”で、伸びる泳ぎに変わる
・伸びたいなら、そのための準備(フォームの前段階)が超大事
・力が抜けない人は「力が入るフォーム」になっている
・フォームを変えれば、自然と力が抜ける泳ぎに近づける
時間があるときにまたフラッと見に来てもらえたら嬉しいです。
というわけで、今日はこの辺で。